西鉄グループ アミューズメント施設スタッフインタビュー

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  1ヵ月の短期バイトで働き始めた
  レイリー。

  西鉄グループが運営する水族館「マリンワールド海の中道」にあるレストラン、レイリー（Reilly）で働き始めて20年になります。専門学校の2年生のとき、夏休みの短期アルバイトとして友だちと一緒に働き始めたのですが、短期の契約期間が終わるタイミングで、「よかったら夏休みの後も、土日だけでいいから続けてみない？」と声をかけてもらい、土日だけならとアルバイトを続けることにしました。

  2年制の学校なので、本来なら就職活動ということになるのですが、当時はあまり就職への焦りはなく、レイリーでアルバイトを続けながら、自分に合った仕事を見つけようと思っていました。ただ、専門学校で学んだことを仕事にするのは簡単ではなく、レイリーの仕事が楽しく職場の居心地が良かったこともあり、いつの間にか、ここが私の仕事場になっていました。気づけばレイリーで20年という感じですね（笑）。

  

  正社員についてはあまり意識はしていなかったのですが、「フルタイムで働いているんだし、そろそろ正社員も考えてみたら？」と店長に言われ、2年前に正社員に登用してもらいました。学生アルバイトから新卒採用のケースは知っていたのですが、周囲に私のようなケースがなかったもので、正社員登用を真剣に考えたことがなかったんです。なってみれば、やはり安定感がありますし、なにより両親が思った以上に喜んでくれて、それが嬉しかったですね。

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  夏休みは学校の先生気分です。

  レイリーは水族館「マリンワールド海の中道」にあり、水槽で泳ぐイルカを見ながら食事が楽しめるレストランなんです。初めてお店を訪れたときは驚かれますが、可愛いイルカの姿に、思わずテンションが上がるお客さまもたくさんいらっしゃいます。2017年にリニューアルされ、週末や夏休みなどはご家族連れ、カップル、外国からの観光のお客さまですごい賑わいを見せています。店舗には店長を含め5人の正社員スタッフがいますが、ホール担当は私一人でして、平日、週末ともに多くの主婦パートスタッフ、学生アルバイトスタッフがホールで活躍してくれています。

  特に夏休みでは短期アルバイトを大量募集するので、スタッフ育成も大切になります。まずはホールでのお客さま対応や言葉遣い、お子さまが多いので目線を低くすることを学んでもらいます。「ホールは走っちゃダメ」なんて、基本的なことも言いますね。夏休みはちょっと学校の先生気分にもなります（笑）。でも、夏休みが終わる頃には、みんな貴重な戦力に成長してくれて、辞めてしまうのが本当に惜しくなります。一人でも多く、土日バイトで残ってくれると嬉しいのですが。

  大学生や専門学校の学生さんは、平日の夜もバイトをしたい人が多いんです。平日は夜間営業がないので、平日は学校に集中し、土日だけアルバイトをしたい学生さんに来てもらえるのが理想ですね。もちろん、お子さまの手が離れた主婦の方も歓迎です。シフトには融通が利きますし、短時間希望の方もまずはご相談いただければと思います。学生さんなら試験休みもしっかり取れますよ。レストランのお仕事にご興味がありましたら、ぜひお気軽にご応募ください。

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  料理を出すタイミングを調整する役割も。

  私の主な業務はお客さまのご案内、デザートやドリンク類の作成、料理のご提供です。お客さまから食券を受け取り、注文を厨房へインカムで伝えるのがメインのお仕事です。発券された時点で注文は自動的に厨房に伝えられますが、ご家族連れの食事を同じタイミングでお出しできるように調整したり、券を買って、水族館を回ってから利用されるお客さまもいらっしゃいますので、注文を調整することも重要な役割なんです。

  

  食券の券売機は日本語、英語、中国語、韓国語に対応していますが、最初に食券を購入したり、ブザーで出来上がりをお伝えするシステムが分からない外国からのお客さまもいらっしゃいますので、そんなときは懸命に英単語とジェスチャーで伝えています。鳴り続けるブザーを不思議そうに眺めているお客さまには、説明するより早いので、料理をテーブルまでお持ちしていますね。

  週末や休日の業務は大変ですが、お子さまにとっては本当に楽しみにされていた特別な一日です。レイリーでの食事を含め、水族館で一日楽しんでもらえると嬉しいですね。お子さまに「美味しかった？」「お腹いっぱいになった？」「バイバイ！」とお声がけすると、照れくさそうに「美味しかった」「バイバイ！」と手を振ってくれることも多くて、そんなときは最高の気分を味わえます。たくさんの笑顔に囲まれる、やりがいの大きなお仕事。イルカの泳ぐ姿が見られるレストランで、一緒に楽しく働いてみませんか？

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