H.R.さん バス運転士 西日本鉄道株式会社 勤続13年 男性36歳 正社員H.R.さん バス運転士 西日本鉄道株式会社 勤続13年 男性36歳 正社員

地道に頑張れば結果が返ってくる。
西鉄は若い方にお勧めの環境です!

H.R.さん バス運転士
西日本鉄道株式会社
勤続13年 男性36歳 正社員

  • まさかの東京転勤。2年で戻れる約束が…まさかの東京転勤。2年で戻れる約束が…

    まさかの東京転勤。
    2年で戻れる約束が…

    昔から車の運転が大好きで、バスに限らずドライバーという職業に憧れていました。“好きな運転を仕事にできるなんて最高や!”と思っていましたから、大学卒業後は真剣に西鉄でバスの運転士になろうと思っていました。ところが、諸事情により西鉄バスの運転士を諦めざるを得ず、最後は福岡にある有料老人ホームの事務職に就職を決めました。

    事務と言っても仕事は非常に幅広くて、新卒ながら、ずいぶんいろいろな仕事を任されました。僕は福岡出身ですが、とにかく地場の企業で働きたかった。ところが、僕の入社した年に会社が東京に進出し、同時期に上司から東京へ行ってくれと。「2年辛抱すれば戻すから」と言われて仕方なく東京へ赴任したのですが、1年半くらい経った頃に、「もう帰れんよ」といきなり言われたので、「じゃあ、辞めて福岡に帰りますわ」と、もう即断で辞めることを決めましたね。

    会社からは慌てて引き留められましたが、もう気持ちが切れてしまって仕事を続ける気にはならなかった。福岡に戻って2ヵ月ほどリフレッシュ期間を置いて、今度は迷いなく西鉄に電話をかけました。当時はまず、西鉄グループ各社のいずれかしか入社できず、僕の場合は西鉄バス二日市㈱を選択しました。まずは西鉄バス二日市㈱の正社員として3年頑張ると4年目に西鉄の契約社員になり、5年目でやっと西鉄の正社員に登用されました。現在はその※制度もずいぶん変わり、条件が良くなっているようですね。

    ※現在は福岡市内の勤務を希望の方は、西日本鉄道㈱の正社員(2年間は昇給なし、賞与は年間約60万円程度)として採用しています。

  • 約1ヵ月の研修で基本が身につきます。約1ヵ月の研修で基本が身につきます。

    約1ヵ月の研修で基本が身につきます。

    運転免許の取得を含めて、バスの運転士になるのは大変だと思われているみたいですが、まったくそんなことはありません。僕もそうですが、バス運転士として入社する人の9割くらいはバスの運転未経験です。免許もそう。まずは西鉄の自動車学校で大型二種免許を取得することになりますが、1~2ヵ月くらいで免許は取れます。免許の取得支援制度もあり、免許取得費用を10分割し、5年にわたって賞与にプラスして支給されます。免許を取ったら、いよいよ研修センターで約1ヵ月の研修カリキュラムが始まります。

    研修センターには宿泊施設があり、平日はこの宿泊室を利用し、週末が休みになります。座学による授業、教習コースを使った構内での実技訓練、ドライブシミュレーターを使った訓練。密度の濃い教習ですから、この1ヵ月で、西鉄バス運転士としての基本を身につけることができます。いつも運転している乗用車とは大きさが違うので、運転が不安に感じる人もいらっしゃると思うのですが、この研修を経験すれば基本的な運転技術は身につきます。他業種からの転職を考えられている方も、心配しないで求人に応募していただきたいですね。

    研修が終わると、いよいよ西鉄のバス運転士としてのスタートです。僕の場合は西鉄バス二日市㈱へ入社したのですが、僕が思い描いていた通りの仕事で、本当に驚くくらい違和感がなかったですね。車を運転することがなにより好きな僕にとって、楽しさしか感じない仕事。元々、人と接することが好きで、誰とでもすぐに仲良くなれる人間だけに、お客さま対応の苦労というのもあまり感じません。僕にとってバス運転士は、まさに天職と言ってもいいと思います。

  • 一日でも長く運転士の仕事を続けたい!一日でも長く運転士の仕事を続けたい!

    一日でも長く運転士の仕事を続けたい!

    西鉄で正社員登用された後は、吉塚営業所に異動して運行管理者と運転士を兼務しています。一般的には兼務から運行管理者へと昇職し、そこから営業所長へとステップアップしていくのですが、僕の場合はとにかく運転がしたい。考え方は人それぞれで、営業所長を目指す人も多いのでしょうが、僕にはそういった考えがまったくありません。とにかく長くバスの運転士の仕事がしたい。希望はそれだけです。

    一日でも長く運転士の仕事を続けたい!一日でも長く運転士の仕事を続けたい!

    僕は、西鉄バス二日市㈱へ入社以来、路線バスをお客様の安全を第一に運転してきました。今でも、バスの運転が大好きです。その大好きなバスの運転が功を奏してか、今では、福岡空港内(国内線)を運行するバスと連節バスを担当しています。福岡市内(主に天神、博多駅など)で黄色くて長いバスをご覧になったことはないでしょうか。あれが連節バスです。連節バスに乗務するには一定の運転歴と無事故年数をクリアした者だけが試験を受けることが出来、その試験に見事、合格しました。合格後は、約1週間の研修を経て実際に福岡市内を中心に連節バスに乗り始め、もう1年半くらいになります。

    18メートルの長さもある連節バスは前の車両と後ろの車両が別々の動きをしますので、特に前後左右と確認をしっかり行いつつ、2両もある車内のお客様の動向確認と、一般路線バス以上に慎重な運転が求められます。ただ、福岡空港内(国内線)を運行するバスや連節バスを運行する際はハンドルを握るとグッと力が入り、いつも以上に緊張感が漂いますが、その反面、バス運転が好きな僕にとっては、非常にやりがいと充実感に満ち溢れています。今まで、一生懸命頑張ってきて良かったとつくづく感じます。また、バス運転業務以外でも運行管理補助の業務に関しては、新人運転士の同乗研修を行ったり、ダイヤ改正の事務作業をしたり、そのときそのときで業務はさまざまです。

    一日でも長く運転士の仕事を続けたい!一日でも長く運転士の仕事を続けたい!

    運転が大好きではありますが、お客さまを乗せての運転には緊張感も大切です。一日のスタート、運転席に座ったときは「よしっ、今日もやるぞ!」と声に出して気合を入れ、営業所に帰ってサイドブレーキを引いたときは、「お疲れさま!」と気持ちを切り替えます。やはり、一日の仕事を終えるとホッとした気持ちになりますね。どんな時間の帰宅でも、家内が起きて待っていてくれて、「おかえりなさい」と迎えてくれることが仕事の励みになっています。最近、8歳と5歳の子どもが、将来の夢で「バスの運転士になりたい」と言ってるんですよ。嬉しいような、でも幼稚園でその夢でいいのか、飛行機のパイロットとかあるんじゃないかとか、ちょっと複雑な気持ちになってます(笑)。

    でも、西鉄は本当にいい会社だと思います。僕は若手が会社の不満を言っていると、よくこう言ってます。「新聞の株式欄に出ている一部上場企業の名前をよく見てみな。学歴のない人間を正社員としてこんなに大事に雇ってくれる会社がいくつある?」ってね。友人に聞いても、意外と同世代で僕と同じ年収に届いているやつは少ないですよ。一旦、他社に移っても、結局また西鉄に戻ってくる人も多いですから。外に出て、ようやく西鉄の良さが分かるのでしょう。自分で目標を定め、その目標に向かって地道に頑張れば、頑張っただけの結果が返ってくるのが西鉄です。僕の知り合いにもバスの運転士で入社した人が、僕のように特殊なバスに乗務したり、営業所の所長になったり、運行管理者からバス部門以外の部署で勤務したりと様々な方面で活躍しています。特に若い方の就職先、転職先としてお勧めだと思いますよ。ぜひ頑張ってください!

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